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手関節 その1

 手荒れは、女性に限らず男性も、そして冬場に限らず年中、気にされてお手入れされてる方も多いと思いますし、爪が伸びてきて手入れをするのは身だしなみとして当然です。しかし、手は、あまりにも身近にありすぎて、その動きや働きについてあまり意識したことがないのは私だけでしょうか?
 手には、指を含めて27個の骨があり、手首近くある8つの手根骨があります。
有鈎骨(ゆうこうこつ)
有頭骨
小菱形骨
大菱形骨
豆状骨(とうじょうこつ)
月状骨
舟状骨(しゅうじょうこつ)
 聞きなれない骨の名前が多いと思いますが、実際にご自身の手首すぐ上を触ってみると何個かの骨が組み合わさってるのが分かると思います。このたくさんの骨があるおかげで、手の負担を軽減して、細かい作業ができます。
何気なく日常行っている手の動きですが、主な動きが4つあります。
1、手首を手の平側に曲げる・屈曲することを掌屈(しょうくつ)といいます。
この動きは主に橈側手根屈筋・尺側手根屈筋が活動します。
2、手首を手の甲側に曲げる動きを背屈(伸展)といいます。
背屈は長橈側手根伸筋と短橈側手根伸筋、尺側手根伸筋が主に活動します。
3、手首を親指側に曲げることを撓屈(とうくつ)といいます。
解剖的に手のひらを見せるのが正面になりますので外転させるのが撓屈になります。
長橈側手根伸筋、短橈側手根伸筋、橈側手根屈筋、長母指外転筋が活動します。
4、手首を小指側に曲げることを尺屈(内転)といいます。
尺側手根屈筋、尺側手根伸筋が主に活動します。
そして、手の動きに関わる神経は、尺骨神経、橈骨神経、正中神経が主に作用します。その中の正中神経は、親指から薬指の親指側1/2までの手のひら側の感覚を支配し、ここがダメージを受けると、前腕を内側に回す運動や、手首を曲げる運動、また、指を曲げる運動や親指の付け根の筋肉に支障をきたします。
今まではあまりに身近すぎて、手が出なかったかもしれませんね。
by 健幸運動志同士 みさぽん
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